
LIVE TOGETHER GLOBAL WORK
2026 SUMMER

























広い世界で、となりにいる。
純粋な熱量で共鳴し、高め合う。シティソウルバンド「Penthouse」。結成当時から変わらない。その関係性は、ふつうに友だち。たとえ、誰かが休んでも。スタンスが変わっても。友だちだから、終わりはない。心地良い歩幅で、仲良く続けていく。それが、メンバー共通の夢。このつながり、きっと偶然なんかじゃない。

ペントハウス
浪岡真太郎(Vo, Gt)、大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人組”シティソウル”バンド。
東京大学のバンドサークルで出会った現メンバーで、2019年6月より活動開始。
数々のドラマやCMタイアップ・楽曲提供の依頼が相次ぐなど各方面から注目を集め、2026年3月16日にはバンド史上初となる武道館ワンマンライブを開催。チケット即日ソールドアウトを記録中の大注目バンド。
Instagram (@penthouse_band)

Penthouse の始まりとは?
全員が同じサークル出身。まずは発起人の浪岡から俺に連絡がきた。仲は良かったけれど、好きな音楽の方向性は別だから「趣味違うけど大丈夫?」と確認した記憶がある。
その大原と浪岡の2人に、僕が居酒屋に呼ばれたんだよね。寝耳に水だったけれど……3人でどうしていこうかと話し合って、矢野と真帆さんと角野を誘うことになる。
浪岡から久しぶりすぎるLINEが届いて、まず通知で驚いて、メッセージを開いたら「バンドやらない?」と。さらにコーラスで誘ってくれているのか質問したら、ボーカルだった。すべてが唐突。浪岡からのLINEなんて、このバンドに誘うLINEしか来たことないんだから。
それは言い過ぎだよね(笑)。実際のところ、音楽としてハモリがある方が好きだし、当初は自分がボーカルではなくコーラスとギターでもいいと思っていた。ツインボーカルだとしてもタイプが違う方が面白いし、自分にはできないMCや煽りの上手さも含めて、一緒にやりたいと思ったんだよね。
ドラマチックなやりとりだね(笑)。僕は大原から電話がきて、面白そうだから二つ返事で決めた。そうしてバンドを組んですぐ、浪岡から送られてきたデモが、最初のシングルになった「Fireplace」。こんなに凄い曲ができるのかと正直驚いた。
まさに。趣味でやる程度の認識でいたら、コピーバンドじゃなくてオリジナル曲で、珍しいことをするもんだな〜と思っていたら、さらに浪岡がフェスに出たいとか言うので、想像より大きい話だった。まあ言う分には勝手だから……と思ってましたよ。
とか言って、平井が誰よりも練習して一番準備するタイプだけどね。そこで話が戻るんだけど……前向きな人だけでバンドを組みたいことを、俺は最初に浪岡から聞いていた。
みんなを誘った時には、どういう音楽をやるかもまだ決まっていなかったし、とにかく能動的な人と組みたかった。技術が素晴らしいプレイヤーと、一緒に進んでいけるバンドメンバーは、必ずしも一致するわけではない。やる気にムラがあったり、話し合うべき時に喋ってもらえなかったりすると悲しいしね。
結成した時に、俺の家に全員で集まって、どういうレベルを目指していくかのミーティングをした記憶がある。
懐かしい(笑)。

どんなところにチームワークを感じる?
言葉にして擦り合わせができるところ。
意見が割れている時に多数決はしないし、とにかく粘り強く話し続けるね。一方で、合理的な会社みたいな面もある。
役割分担がはっきりしているよね。浪岡は曲作り、大原さんはライブ演出、平井さんはグッズや制作物、矢野さんがバックオフィス全般、私はライブMCと盛り上げ隊長?
真帆さんがいると場の温度が上がるからね。スムーズに進むし、まとめ役みたいなところもある。このメンバーはお互いに任せたところに立ち入らない信頼感も強い。例えば俺がライブの台本を書く時も「MC」「グッズ紹介」なんかの一言しか入れていない。委ねたらちゃんと面白いことを言ってくれる。浪岡なんて特に、人に任せることが得意じゃないのに、すごいチームだと思う。
その通り、苦手なタイプ。本来、自分でやった方が早いと思ってしまったり、細部まで気になったりするから。それでも任せてしまえるのが、このメンバーの不思議。






Penthouseの音楽はどう変化している?
最近は浪岡の作る独特のグルーヴやリズムに全員が慣れて、デモを捉える解像度が上がったかも。レコーディングの着地が早くなったし、過去に歌っていた曲も、今の方が断然いい重なりを作れている感覚。
全員でしっかり議論するのは曲の尺や構成だよね。サブスク環境での聴きやすさも大事にしている楽曲に、ライブでは何をしたら面白いのか。柔軟にアレンジしている。
構成はみんなのアイデアの集めどころだね。ライブ用に最後にお客さんと歌うパートを入れた曲は、原曲の良さはあれど、ぐっと盛り上がりが増した。ライブ版で化けたと思ってる。
あとは角野が参加すると変化が大きい。間奏を伸ばしたりソロを入れたり、アレンジをたくさんもらえる。ライブ直前の変更が多いから、ドラムの平井さんは本当に大変だと思うけれど。
角野はその場のアイデアをその場で披露する才能がありすぎるよね。僕は入念に準備をしたものを出すのが得意なタイプなんだけど、相性悪くない?
むしろ真逆だから相性はいいかも。そもそも楽曲を作る時から、メンバーの得意なことに寄り添ってはいない。それをやったら全部似たような曲になってしまうから。
だから定期的に、技術的にできないことが入ってる。
……結局、最後にはできちゃうじゃん?
思うに、サークル時代にいろんな音楽ジャンルをやるスタイルだったのが今になって活きて、みんな頑張れるのかも。
メンバーの最近のファッション観は?
オシャレな真帆さんはさておき、昔の自分たちを見るとどこの田舎者かと思うほど苦手分野じゃない? ライブがあるし、顔も出すし、必要に迫られて頑張ったことで徐々に改善したかと。
確かに、衣装のおかげで気付いたこともある。ライブのテーマに合わせてスタイリングを依頼した時、自分がよく着るパーカ・ハーフパンツ・スニーカーなのに、思いがけない可愛さで嬉しかったり、華やかな色に特別さを感じたりした。
ファッションでスイッチが一つ入るね。私は衣装と私服を問わず、スタイルアップして見せてくれる服がいいし、珍しいデザインが好き。自信のもとになる洋服にはパワーがある。
チャレンジするのは楽しいよね。僕はアー写で着てた派手なセットアップが気に入ってる。もともと存在感のある服が好きで……その中にかわいさも欲しい。そういえば「ただ派手なものを着るんじゃなくて色の組み合わせ方を考えるべき」と、下北沢の定食屋で平井さんから指導を受けたのが良かった。ちゃんと全身の配色を意識するようになりました。
え、そんなこと言いましたっけ?(笑)
かくいう俺も、洋服の良し悪しには弱いので、平井さんに外注してます。とにかく着心地がいいものが好き。
浪岡には1シーズンで何着か提案しても、結局、最も着心地のいい1着しか着てくれないんだよね。






















自宅でともに過ごしている相棒は?
僕は幼稚園の頃からずっと同じクッションを使っています。最近はバスドラムの消音用として活躍中。
いよいよボロボロになりそうだね(笑)。
物持ちがいい系なら、私は「しろたん」と中学生の頃から一緒に寝てるよ。あの、あざらしのぬいぐるみね。
長年連れ添った相棒ということなら、 小4の時に買った筆箱をまだ使い続けてる。
大原と浪岡は物持ちがいいイメージがないけど、どう?
その通りで、最近のものだけど自宅の相棒は椅子。俺の重さに耐えて頑張ってくれているし、割と椅子で寝ちゃう。そして楽器弾く人あるあるで、ベースのネックに当たる肘置きを片方取ってるんだよね。変な形になっちゃったのも含めて、自分の体に馴染んでいる。もう、これがないと作業効率が落ちるな。
自分は強いて言えば観葉植物で、ストレリチアとモンステラ。大きい植物の方が枯れないと聞いた通り、強いし元気だよ。好きな色も緑だから、緑が相棒ということで。
緑はスリザリンの色だからだよね。
初耳なんだけど?(笑)


Penthouseの未来像は?
浪岡は目標を立てるのが嫌いなんだよね。
目標があろうがなかろうが、僕は最大限にやる。だったら何かができた、できなかったと一喜一憂したくない。とにかく目の前に全力で、自然と次の景色にいく方がいい。常日頃から言っていることは「ヒット曲をちゃんと書く」。それだけだね。
これを理解しているのがうちのバンドだね。リーダーがそうだから、何かを言うよりも全員が真面目に手を動かす。気付けば上手くいくので、それでいい。
裏返すと「口にしたことは実現すべき」という浪岡のスタンスでもある。それがちょうどいい緊張感。さらにワールドワイドな角野がいることも、個々が努力し続けようと思える理由。音楽を末長く、仲良く、健康に続けるためには、一生懸命やらないと。
その通りだから、長期的な話をするね。俺はジジイとババアになってもこのバンドをやっていたい。各々のライフイベントがあれば数年休む人がいてもいいし、体力が衰えて年1回のライブだけになる人がいてもいい。あるいはメンバーが増えたっていい。この「集まり」がずっと続くサステナブルなものであってほしい。
同感。メンバーが入れ替わったり同じパートを複数人で受け持ったりするのは海外のバンドで多いよね。形を変えながら続けていく方法はたくさんある。
「目標なんてない」じゃなくて、そういうことを言えばいいのね。だとしたら、全く同じことを思っています。




最後に、メンバーへのリスペクトを言葉にすると?
もちろん頭抜けた作曲センス。
言語化能力や分析力に、行動力が乗っているので最強。
人生で出会った中で一番の努力家。甘えが一切なく、誰よりも手を動かす。本当に仕事をする男。
強い意志を持って必要なことをすべてやる。意外と社交性まで備えていて、コミュニケーション能力でも敵わない。
アホそうに見せかけておいて、いじらせてくれるのが懐の深さ、優しさなのかもしれない。
他愛もない話を気負わずできる朗らかさ。真帆さんがいない日にはオチのある話しかできない厳しめの空気がある(笑)。
かわいいということは満場一致の大前提としつつ、明るさが素晴らしい。場の空気が変わるし、機嫌の悪い時が一切ない。
ここ一番のトークやアナウンスは、真帆さんに任せたらすべて丸く収まるという安心感。
そういえば矢野はいつも充電器を貸してくれる。ただ普通の日常の中に、優しさやリスク回避能力が端的に現れてる。
繊細で人の心の機微に敏感。寄り添ってくれる人。
人が面倒がることを厭わない。例えば議事録も自らとってくれる。些細なようで、なかなかできないこと。
周りがよく見えている。メンバーが一つの方向に傾いている時、見逃しがちな視点に気付いて、リスクも提示してくれる。
とにかく任せられる。ライブ演出はもちろん、例えばポッドキャストの企画なんかも丸投げしてしまう。
ムードメーカー。誰にも嫌な思いをさせず、全員の間に入りながら解決していく推進力がある。
リーダーシップと企画実行力がすごい。浪岡と同じく手を動かし続ける人。その上で、人の弱さも分かってくれる。
話のネタが豊富な上に、コアな知識がある。つまり誰とでも盛り上がっているので驚く。
「確かに……」と自分の意見が覆る瞬間をくれる。
浪岡の勢いに全員が乗って、時には引っ張られすぎている場で、みんなを立ち止まらせることができる人。
柔らかいムードでユニークな反面、主張すべき時には芯がある。話し合いの起点にもなってくれる。
ドラマーとしての信念がある。言うべき時にはガチのトーンを出してくるので、声色の使い分けも上手い(笑)。


Penthouse
Maho Ohshima
( Vocal )

Penthouse
Tatsunori Hirai
( Drum )

Penthouse
Shintaro Namioka
( Vocal, Guitar )

Penthouse
Shintaro Yano
( Guitar )











