
LIVE TOGETHER GLOBAL WORK
2026 SPRING























広い世界で、となりにいる。
俳優・モデルの姉、佐藤菫と音楽家・俳優の弟、HIMI。性格は違っても、生きるうえで大切にしている根っこは、驚くほど似ている。「すーちゃん」「HIMIくん」と呼び合い、ありのまま、同じ温度で笑い合う。生まれたときから、当たり前にとなりにいて、家族であり、人生をともに楽しむ最強のチーム。このつながり、きっと偶然なんかじゃない。

佐藤菫 (さとう すみれ)
1995年生まれ。俳優、モデル、アーティスト。2014年から『装苑』専属モデルを務める。18年に映画「サラバ静寂」で俳優としての活動をスタート。その後映画、ドラマ、広告など幅広く活躍。主な出演作は、「リバーズ・エッジ」(2018)「ボクたちはみんな大人になれなかった」(2021)、TBSドラマ「階段下のゴッホ」(2022)、「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」(2024)、NTV土ドラ10「アンサンブル」などに出演。アーティストとしては23年秋に初個展「たまごがゆめをみていた」を開催。またデビュー作となる作家長田真作さんとのコラボレーション絵本「ほろほろもみじ」が昨年発売されるなどアーティストとしても幅広く活動している。モデル、アーティストとしてはSUMIRE名義で活動。
Instagram (@sumiresmile074)

HIMI(ヒミ)
1999年生まれ。俳優としては、佐藤緋美名義で活動。2021年公開「ムーンライト・シャドウ」にて第31回日本映画批評家大賞、新人男優賞を受賞。他にも、2022年『ケイコ⽬を澄ませて』( 監督 三宅唱)に出演。多数の海外映画祭に出品された。2025年12月「からのうつわ」(監督・脚本 松田美由紀)にも出演。その他2024年1月TBS連ドラ『さよならマエストロ』、2026年2月 Amazon Prime Original映画『エンジェルフライト THE MOVIE』にも出演。またHIMIとして⾳楽活動をしておりシンガーソングライターとして数々の作品を出している。2026年 1月single「Lights Out」を配信中。
Instagram (@himimojo)

お互いの存在を一言で表すなら?
菫かわいい弟。
HIMI優しいお姉ちゃん。それ以外の言葉が見つからない。いつも受け入れてくれて寄り添ってくれる。すぐにふざけるところはお互いに似ているけれど気質は全く違う。俺のほうがわがまま。
菫私が持っていないわがままさこそ、HIMIくんの強さでもあり魅力だと思う。そういえば、喧嘩をしたことが一度もないね。
HIMIそれは、すーちゃんが本当に優しいから。俺のほうが何かに怒っていることがあるんじゃない?
菫沸点の違いかな。それでも、二人でいるときはずっと笑っているよね。性格が真逆でも、基本的に大事にしていることが同じだから、気楽なのかも。
HIMIあとは昔から、お互いの友達を交えて家で遊んでいたよね。すーちゃんの友達も、俺の友達。


相手の好きなところは?
菫音楽がいいのはもちろん、目がいい。ここぞというときにキリッとした目力がある。キャラクターが際立っていて、仕事でも「Yeah! HIMIです」ときちんと前に出ていけるのは素敵なところ。
HIMI僕は全部が好き。元気でいてくれれば、それだけでいい。例えば最近、すーちゃんが絵本を出版したときの展示が素敵な時間だった。俺も昔から知っている絵本作家さんとコラボレーションしていたね。好きなことを一生懸命やって、ありのままで世界を広げている。そのすーちゃんの存在自体が嬉しい。
菫その感覚も分かるよ。仲良し姉弟だと意識しているわけじゃないし、ただ大切な存在というのが大前提。日常のふとしたことでも「ありがとう」と言い合う家族だから、改めて言葉にするのが難しい。あえて言うなら、「全部に、ありがとう」という気持ち。



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10年後、家族で楽しみたいことは?
HIMI旅行。俺のパートナーや子どもも一緒に行く。父ちゃんも母ちゃんも、きっと喜ぶはず。単純に「孫を見せたいな」とも思う
菫旅行はいいね。私は家族と過ごしていると、そこだけの自分にすっと帰っている感覚がある。他愛もない話ばかりしている、家族ならではの時間。確かに10年後には、お互いに新しい家族がいるかもしれないし、なんとなく想像がつくよね。
HIMI絶対に楽しいし、大きなチームになっていく。人生は何事もチームワークだと思っていて、一人ひとりの想いが自然に支え合うバランスが大事。家族も音楽も友達も、何だってつながり続けるし、大自然みたいなチームがいい。
菫チームであり、それぞれのコミュニケーションがあるね。例えば、母と娘という関係性の会話と、母とHIMIくんでは違うから。
HIMI母ちゃんとは音楽の話をすることも多い。ただし、仕事においては親子だとか先輩だとかいう立場は関係ない。芯を突いたコミュニケーションが大切。子どものときから、そういう家族の姿を見て育ったし、素直でいるのが一番いい。以前、アルバムのジャケットの絵を父ちゃんに頼んだときも、1回目の仕上がりが少し違うと思って、「父ちゃんらしい味を出してほしい」とお願いしたら、2回目には最高の絵を送ってくれた。そういうシンプルなやりとり。
菫仕事の話は簡潔だね。私も母のMVに出演したときに、何かを相談したり、余計な話をしたりはしなかった。そこはディレクションする方々から聞くべきことだから。それに、父と母が GLOBAL WORKのビジュアルに昔出ていたことも、今日初めて知ったよね。
HIMI俺も知らなかった。若い頃の父ちゃんと母ちゃんの写真を見ていると、「あの頃かな」と記憶がつながる。こういうことが起きるのが面白い。




















どんなファッションが好き?
菫予定や会う人次第。ジャンルには全くこだわりがなくて、気分が大きいかな。かっこよくしたいから黒、明るい気分だから黄色というくらい感覚的。何か挙げるなら、ジャージが好き。
HIMI父ちゃんもジャージが好きだよね。ファッションは、普通に生きている中で出会ったものすべてとつながっている。遊んでいる友達、服の仕事をしている友達、すーちゃん、かーちゃん。かーちゃんには、子どもの頃から可愛い服を着させてもらったし……とにかく全て。だから俺の洋服のルーツは確実に音楽からもらっているし、音楽に感動するときは、その経験や人生がかっこいいわけで、だとしたら服もかっこいい。

「⼀緒に⽣きてきた」と実感する瞬間は?
HIMI今、まさに一緒に生きてる。
菫生きてるね(笑)。ちょうど共感しているのはHIMIくんの洋服のルーツの話。最近、YouTubeで大友康平さんや尾崎豊さんが、私くらいの年齢の頃に出ていたフェスの映像を見て、雨に打たれながら歌っていて、すごくかっこよくて。曲も、身なりも、すべて含めて、その人を知りたくなる。そういう感覚が当たり前に同じだね。
HIMI切り離しては考えないね。ファッションもカルチャーも同じで、たくさんある小さな文化が混ざり合いながら育っていくもの。
菫そういう感覚が減っていく時代になってしまったら、寂しい。小さなカルチャーにあふれた世の中がいいよね。
HIMI服、映画、音楽、家族、人生……すべてがそうあるべき。それが人生だから。だからこそ家族がいなかったら今の俺はいない。自分の子どももいい家族で育てたいし、いい心を持ってほしい。
菫それを振り返る日に、「一緒に生きてきた」って実感するのかもしれないね。






