
LIVE TOGETHER GLOBAL WORK
2026 AUTUMN





















広い世界で、となりにいる。
国民的アイドル、玉井詩織と親友で俳優の、堺小春。出会いは、フロリダ旅行。共通の友人が、ふたりを繋いだ。嵐のようにパワフルな、直感派。小春日和のように穏やかな、慎重派。性格は真逆。なのに、一緒にいて心地よい。必要なときに、必要な言葉を交換する。いつだって、お互いの「絶対的味方」。このつながり、きっと偶然なんかじゃない。

玉井 詩織 (たまい しおり)
1995年6月4日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーで、イメージカラーは黄色。愛称は「ももクロの若大将」。2023年にソロプロジェクトを始動し、12カ月連続で楽曲を配信。2024年3月には東京国際フォーラムで初のソロコンサート「いろいろ」を開催し、昨年5月には二度目のソロコンとして自身初の日本武道館で開催するとチケット完売するなど話題に。近年は、音楽劇「謎解きはディナーのあとで」に出演し、お嬢様刑事・宝生麗子役を務めるなど俳優としても活躍。

堺 小春 (さかい こはる)
東京都出身 1994年生まれ。排優。2005年にミュージカル『アニー』でデビュー。その後主演を務めた舞台『金魚鉢のなかの少女』や『北斎漫畫』『夏の夜の夢』『小さな神たちの祭り』に出演。ドラマではNHK大河ドラマ『いだてん』や連続テレビ小説『虎に翼』、『プロミス・シンデレラ』『逃亡医F』など。特技は書道、乗馬、タップダンス、手芸。

心を許せる友人とは?
堺詩織の飾らなさを、すぐに好きになったと思う。初めは『ももクロちゃんの玉井詩織』と会うことに構えもしたけれど、やって来たのは気さくな普通の女の子だった。詩織のおかげで緊張がほぐれたし、人を気遣わせないことも大きな心遣いだと感じた。
玉井逆もしかりで、小春は私を『ももクロの玉井詩織』として扱わなかったし、『女優の堺小春』としていたわけでもなかったから、自然体でいいんだと安心させてくれた。それに、私の優柔不断さがイライラさせそうな場面でも、状況を整理してくれる面倒見の良さ! いつだって懐が深いし、居心地がいい。
堺そもそも、初対面がフロリダへの旅行で、一緒にホテルに5泊。今考えるとすごいよね。どっと疲れていても、誰も機嫌を悪くせず、お風呂の順番でも揉めなかった(笑)
玉井ちょっと待って。出会いがフロリダって私たちカッコ良すぎるね!?(笑)






違うところ & 学ぶところは?
堺詩織は圧倒的にタフ。好奇心も活動量も、凄まじい。一緒におでかけに行こうと集合したら、ベトナムでの仕事から帰ってきたばかりだと知って驚いたこともあったね。嵐のように、「ヤッホー!」と風を巻き起こして、いつの間にか去っていく(笑)。いい風を浴びるし、エネルギーや新しい世界をもらう感覚。
玉井いい嵐なのね?(笑) だとしたら小春は凪。私は無鉄砲に動きがちだけれど、小春から慎重さを学んでいる。物ひとつ買うにしても考える。本当に必要か、大切にできるかを見極めて、一つひとつを大事に扱う人。体調管理にも抜かりがないし、計画性にも助けられてきた。私はこれまで、休日に家でのんびり過ごすことを悪だと思い込んでいたけれど、「世の中の大半の人は家で休息をとるんだよ」と教えてくれたおかげで、休むことの大切さをやっと覚えました。
堺そう。休んでください。
玉井ちょうど今日も、健康のためのPFC管理ができるアプリを勧めてくれたよね。小春って、損得勘定は一切なしに、いいと思ったものをいいと言うじゃない? そういう気質にも優しさを感じる。

2人で過ごす時間とは?
玉井心がチャージされる。落ち込んでいたとしても、会えて楽しい気持ちが勝るし、心を許している人と話すことが休息になる。
堺人に会いたい時、ご飯を誰かと食べたい時、自然と詩織の顔が浮かぶ。「今日何してる?」「明日何時に終わる?」と、お互いにシンプルに誘い合って、いつも他愛もない話で満たされる。思いがけず深い話をする日もあるけどね。
玉井仕事の話とかね。例えば、私はアイドルという職業柄、いろんな現場に行かせていただける。けれど、どの場所も、その道のプロフェッショナルの人たちのもの。自分の引き出しの少なさに落ち込みがち。小春はフラットに「演技のレッスンを受けてみるのもいいんじゃない?」と言ってくれたよね。一緒に重く悩むのではなく、一緒に進み方を考えてくれるのが嬉しい。
堺詩織はプロフェッショナルでしかない。アイドルとして18年も根を張って、その枝先にあったお芝居にも歌にも真摯に向き合っている。どの場所でもプロフェッショナルと並ぶことを求められながら、根っこは一本。強さも広がりも、心から尊敬している。
玉井そうやって、いつも自信をくれるんだから!
堺お互いさま! 詩織もその時々に必要な言葉を、さらりと渡してくれる。






人生で忘れられない言葉は?
堺「何もないなら、何者にもなれる」という言葉に救われた。20代前半は自信のない時期で、何も持っていない気がしていたんだよね。役者が誰かになる仕事だとしたら、何者でもない自分が頑張っていいんだと、二重に勇気づけられた。
玉井私も同じく20代の時。まだソロ曲を経験していない頃に、歌うことの難しさや表現することの恥ずかしさに負けてしまったのかな。リハーサルは大失敗で、できない、やりたくない…と悶々としていたら、ももクロチームの技術スタッフさんに「あなた次第ですよ」という一言だけをもらった。なんだか、視点がガラリと変わるようで、響いた。確かに、諦めるにはまだ早いし、努力しきれていない。本番はこの後の自分次第。そう切り替えられたんだよね。さらに高校の先生が「他人と過去は変えられないけど、未来と自分は変えられる」と言ったことも蘇る。最近はいつも「自分次第」という考え方を大切にできている気がする。
堺詩織の前向きさのルーツなのかもしれない。


一緒にお出かけするなら?
玉井私たちは「どこ行く?」の話ばかり。この間も韓国に行ったよね。
堺もともと2泊だったのに、その場で延泊して3泊。詩織はたくさん買い物をしていたね。「これ可愛い!」とどんどん選んで、「だいたい分かるから」と試着もしないでしょう。その直感がすごい。私は慎重すぎて滅多に洋服を買わないけれど、最近は改善しようと思っている。ファッションは「自分が何を好きか」を表現できるものだから、ちゃんと選ぶべきだなと。服を買わないと自分が何を好きかを忘れてしまう気がしたんだよね。先日、靴を2足、服を4着ほど買いました。
玉井めずらしい! たまには、おしゃれしてホテルのディナーなんかに行きたいね? 小春は、紫、緑、原色…とカラフルな洋服が着こなせるのが羨ましくて、私はモノトーンで無難になりがち。
堺それが似合っているけどね。デニムも多いよね?
玉井パンツスタイルにフェミニンな要素を入れて、甘辛ミックスが好き。あれ、甘辛ミックスってもう言わない?(笑)
堺平成がでてる!(笑)
玉井ただし、最近は足出しキャンペーン中。ミニスカートをはかなくなるのがクセになりそうだったから、可愛いものを見つけたら買うようにしてる。30代だから、あれはダメ、これもダメと、自らの価値を低くしたくなかった。
堺年齢は全く関係ないよね。好きなものは、なんでも着たらいいし、着るべき。「30代で足を出すなんて…」と思う方が、絶対に変。
玉井好きを貫くべきだよね。自分に蓋をしないようにしたいな。


どんな未来を思い描く?
玉井いつまでも、その年のベストを出せる人でいたい。年齢に抗わず、可能性を閉じず、努力とチャレンジをし続けたい。仕事もファッションも、何においても。自分のことを一番、信じてあげられる人になりたいな。
堺私は、小さな幸せを積み重ねていきたい。何かを成功させるのではなくて、日々の中にある小さな幸せを振り返った時に「大きな幸せだった」と思いたい。例えば、40歳になった時に「すごく面白い人生だな」と色鮮やかだったらいいな。
玉井今を楽しむことを繰り返していく感じだよね。
堺そう。「こうすべき」には縛られたくないな。これまでもそうだったし、10年前には今の人生を全く想像もしていなかった。楽しい今を繰り返しながら「いい道を歩いてきたな」と思い続けたいね。
玉井私たちは10年後も変わらずゲラゲラ笑ってる気がする。
堺ライフステージや環境が変わっても、おばあちゃんになっても、変わらないかもね。
#Change Together
30代を迎えた彼女たちの現在地
人との違いを面白いと思えるようになった。20代の頃は似ている人や賛同してくれる人と話すのが楽しかったけれど、今は違う意見を持つ人や、自分にない発想をする人が大好き。
物怖じせずに喋れるようになった。子どもの頃は、母の後ろに隠れているようなシャイ。歳を重ねながら、どんどん自分を出せるようになった。
色を取り入れるようになった。特にメンバーカラーの黄色は、仕事モードになりがちで避けていたけれど今は私服でも自然に着られる。
全然、変わらない! 昔からこだわりが強くて、一目惚れしたものを長く使う。大学の入学式にもギンガムチェックのスリーピースを着ました。
もっと休息を取れるようになりたい。頭の中では完璧な一日が見えているのに、体がついてこない時があるので、頭と体のバランスを意識したい。
綱渡りのように一歩ずつお仕事をしてきた感覚なので、その綱を太くしたい。たくさん経験して吸収することで、足元を確かなものにしていきたい。
詩織が絶対的な味方であること。本人がそう言ってくれたから(笑)。 何に悩んでも、どんな選択をしても「なら、こういう風に応援するよ」と返してくれるはず。
小春から、考える時間をもらい続けること。いつだって導いてもらっている。













