季節のメニュー
「りんごのしあわせサンド」を考案した
國武玲奈さんに聞きました!
この時期ならではの「りんごのしあわせサンド」。
スタッフ一丸となって、
こだわりの商品を生み出すまでの
開発秘話とは…!?
國武玲奈
「グローバルワークキャナルシティ博多店」のオープン当初より在籍。7年目を迎えた、ベテランスタッフ。お客様のニーズを熟知し、アパレル販売がメインだが、カフェメニューの開発にも積極的に参加中。
人気商品を超えたい!
新作への期待とプレッシャー。
「りんごのしあわせサンド」はもともと、毎日完売するほどの人気商品「5つのしあわせサンド」から派生してできるものは何かないかと、スタッフみんなで考えて生まれたメニュー。リンゴは苦手な方も少なく、お子様から大人の方まで食べていただける果物ですし、赤い色味が季節的にとても目を引くんじゃないかと意見があがりました。でも新しいサンドを販売するには、色味の華やかさに加え、断面がインスタ映えする「5つのしあわせフルーツサンド」に負けないポイントを作らなくてはならないというプレッシャーも大きくて(笑)。
例えば、試作段階では風味の良いシナモンをまぶしたリンゴのコンポートをサンドしてみましたが、褐色に見えて全体の色味が地味になってしまって…。カットした断面に、リンゴの赤みを綺麗に出すためには、赤い皮を剥かないほうが映えるけれども、そうするとどうしても皮の食感が残ってしまったり…。さらに、リンゴの甘味を生かせるようクリームを新たに開発する必要もありました。
試作してはスタッフに味見をしてもらって、販売のお仕事の合間をぬって買い出しに行って…(笑)。試行錯誤の結果、皮つきのりんごを軽くコンポートする事で色合いを保つことができ、生クリームにカスタードクリームを加えることで、りんごの甘さも引き立つという、ベストなバランスのサンドが出来上がりました。
スタッフがチーム一丸に
なって考えた、“幸せの味”。
フロアでの販売と試作の時間を両立することはもちろん忙しかったのですが、浜松店と博多店でコンペのような形で新メニューを会社に提案していたこともあり、いい形でスタッフが一丸になれたからこそ、問題をクリアして進めたのだと思います。
スタッフみんなで、“どんなメニューだったらお客様は食べたいと思うか?”というアンケートをとるところからスタートして出来上がった商品なので、お客様が「かわいい!」や「美味しい!」と言ってくださる姿を目の前で見られたら、本当に嬉しいですね。
ダブルサイズはお子様とお母様で、ご家族でとシェアして楽しんでいただくのもオススメです。カフェスペースだけでなく、お持ち帰りもできるのでご自宅でも、ぜひ冬季限定の“幸せの味”を味わってみてください!